ACLS-EPコース
コース概要
ACLS プロバイダーコースの上位に位置する内容のコースとなります。ACLSコースで学んだアルゴリズム通りやってもうまくいかない症例について学びたい、ACLSは完全にマスターしたがもっと上を目指したいなど、さらなる知識に対する意欲のある方を対象としています。
もし心停止の原因が分かっていれば蘇生の管理方法が変わるのでは?もし心停止になりつつある状態を予測でき、その原因が分かれば未然に防げるのでは?これらの転機を改善させる方法を学ぶことを目的とします。
また、同時にACLS プロバイダー資格の更新にもなります。
4つのACLS-EPラーニングステーションで各症例の討論を行っていただきます。グループ内でのお互いのディスカッションが主となりますので、それぞれのステーションで発言を求められます。講義形式ではございません。
コースの期間
1日間
参加対象者
医師、看護師、救急救命士、その他コメディカル
受講料
26,000円
当日の準備
1. コースの初めにACLSプロバイダーコースの筆記テストを行います。合格基準(84%)でクリアです。コースに来られる前にACLSプロバイダーテキストに同封のプレテストを復習しておいてください。
2. AEDを用いたCPRのスキルの確認も含まれています。ACLSコースで用いたスキルチェックシートで評価されます。軽い運動のできる服装でいらしていただいて,ポケットマスクを当日ご持参ください。
3. ACLSコアケースのアルゴリズムについて、口頭のディスカッション形式で知識の確認をさせていただきます(メガコードケースに準ずる)。
以上までがACLS 更新試験の部分です。これらの結果を総合的に判断して不合格の場合にはACLS-EPカード、およびACLSプロバイダーカードは発行されません。あらかじめご了承下さい。
4. 4つのACLS-EPラーニングステーションで各症例の討論を行っていただきます。グループ内でのお互いのディスカッションが主となりますので、それぞれのステーションで発言を求められます。講義形式ではございません。
ACLSリソーステキストを使用しますので、必ずコースにご持参下さい。ACLSリソーステキストで事前学習が必要です。
合格基準
次のすべてを行う必要があります。
1. コースの全課程に参加していること。
2. AHAの求める実技の能力が十分であること。
3. ACLS更新の能力があること。(筆記試験において84%以上正解していることなど。)